漢方薬は対症療法ではなく、病気の原因となっている体質を改善していくための根本療法。からだのバランスが崩れ、慢性化した症状などに適しています。
例えば、ストレス性の症状、不定愁訴、慢性疲労など、検査をしても異常が見つからない場合や婦人病のような繊細なお悩みなどに対して、漢方薬はココロとカラダの両面からやさしくアプローチし、対処することができます。

一般的に「漢方は長く飲まないと効かない」と思われがちですが、急性のカゼや腹痛などは服用後30分くらいで効果があらわれることもあります。
慢性病の場合には、その人の病状や体質、体力などさまざまな条件によって個人差がありますが、1〜2週間で実感が出始める人もいれば、半年から1年で徐々に効果を感じられる人も。また、病気の予後や「未病」と言われる病気の前段階に漢方薬を用いることで、大きな不調なく過ごせる人もいます。

一般的に、漢方薬はきちんと体質に合ったものを選んで服用していれば、副作用は少ないといわれています。しかし、人によっては独特な香りや味になじめず吐き気が起こる、飲み始めてお腹がゆるくなる、などの症状が稀に出ることもあります。漢方薬も医薬品ですので、使用上の注意をよく読み、用法用量を正しく守って服用しましょう。
何か不快な症状があらわれた場合には、他の医薬品と同様、自己判断せずにまずは専門家に相談することが大切です。

漢方薬は生薬とよばれる自然界にある植物や動物、鉱物などを漢方理論に基づいて組み合わせたものを指します。